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synaptic cleft

シナプス間隙
名詞
複数形: synaptic clefts

synaptic cleftは、神経細胞同士が直接接触せず、ごくわずかな隙間を介して情報をやり取りしている構造を指します。この物理的な空間があることで、電気信号がそのまま伝わるのではなく、化学物質(神経伝達物質)による信号変換が行われます。これにより、信号の方向性が制御されたり、信号の強弱が調整されたりすることが可能になります。

生物学的な役割とメカニズム

この隙間は非常に微小ですが、神経伝達において不可欠な役割を果たしています。シナプス前膜から放出された神経伝達物質がこの空間を拡散し、対向するシナプス後膜の受容体に結合することで、次の細胞へ信号が伝えられます。もしこの空間が存在せず、細胞が完全に密着していれば、信号の制御やフィルタリングといった複雑な処理ができなくなります。

類義語との概念的な違い

synapseという言葉は、神経細胞同士の接合部全体(前膜、後膜、およびその間の隙間すべて)を指す包括的な用語です。一方でsynaptic cleftは、その接合部の中にある物理的な隙間という特定の空間のみに焦点を当てた表現です。したがって、構造的な空間について言及する場合はsynaptic cleftを用い、通信システム全体を指す場合はsynapseを用いるのが適切です。

意味

名詞シナプス間隙

あるニューロンのシナプス前膜と、別のニューロンまたは標的細胞のシナプス後膜との間にある微小な隙間で、神経伝達物質が拡散して信号を伝達する場所であること

Neurotransmitters are released into the synaptic cleft to bind with receptors on the receiving cell.

神経伝達物質はシナプス間隙に放出され、受容細胞の受容体と結合する。

関連語

Last Updated: July 7, 2026Report an Error